お持込みオパールのジュエリーリフォームが人気です

希望をもたらす宝石オパール

デザイナーの乙未です。

オパールと言えば昭和の時代に流行った指輪です。

知名度も高いし有名な宝石ですが、古くさい印象というのが正直な意見ではないのでしょうか？

最近の傾向は、比較的華奢なジュエリーが流行っていますので、大きめな宝石のオパールは何だか使いにくいとか、古くさいおばあちゃんの指輪という印象なのかも知れません。

でも、ちょっとまってください！？

だからといって捨てたりしますか？？

いえいえ、捨てません。

タンスにしまったままにしてあります！という方がほとんどなのではないでしょうか？？

今回のご依頼は、ご親族様から受継いだオパールを何とかしたい！！との事。。

まずは拝見させていただきますね＾＾

まさに昭和に流行ったデザインですが、

この手の指輪、実はよ〜く出来ています。

細かな細工や唐草模様が手作りで製作されています。。

すごいな〜って思いますが、そのまま使うには少々抵抗感もありますよね。。

どうせだったら、テンションアップの状態で使いたいものです。

そんな風におもったら、思い切ってリフォームしましょうよ＾＾

デザインのイメージはお客様のご要望を描いたものです。

話はそれますが、オパールのジュエリーは爪留めのデザインが多いのをご存知ですか？

他の宝石に比べて繊細ですので、宝石を留める時に衝撃の少ない爪で留める事、そしてサイズ直しなどのメンテナンス時に宝石を外せる様に爪留めにしております。

今回のご希望はグルリと宝石を囲むフクリン留めという留め方なのですが、、グルリと囲むと後々のメンテナンスが不可になる場合が多いのであまりお薦めはしていません。

が、今回は特別な加工法で爪のないデザインで進める事になりました＾＾

オパールに合わせて指輪の型作りから始めましょうね！

その型を18金に鋳込みます。

ぐぐっと仕上がりのイメージが湧きましたね！

ここから指輪の形を整えて、サイズを合わせ、オパールを留めます。

（ささっと書きましたが、丁寧な作業で時間もかかります）

さあ、大変お待たせいたしましたが、完成です☆

今までの指輪とは全くイメージが違いますね！？

しかも爪がありません。

実は指輪の裏側からテンションを使って留めています。（その留め方は秘密＾＾）

表もオパールよりも金の部分が外側にありますので、衝撃にも強い構造にしてあります。

あえて細いウデにした事で、今風のイメージをより強調しました。。

大、大満足なご納品となりまして、今回も沢山の笑顔をいただきました。

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