家族の思いを継承する結婚指輪

溶かして作る結婚指輪

お持ち込みジュエリーを溶かして、叩いて作る工程を手作り鍛造と呼びます。
工房を併設しているショップならではのサービスですので、どこでも出来る作業とは違い、特別な製作法となります。
熟練にしか出来ない非常に高度な技を、鍛造ハンドメイドでお届けしています。
究極なフルオーダー鍛造ジュエリーは、ジュエリーTAKAにお任せください!
どうしても溶かして作りたいとご希望のお客様のみの特別対応となります。

鍛造技法での結婚指輪制作の流れ

Step-1 溶解

プラチナ溶解シーン
プラチナ溶解シーン

まず素材である金やプラチナを高温で溶解します。熟練でないと出来ない危険を伴う作業です。鍛造の指輪などにした加工時の、最終的なクウォリティーを左右させる大事な工程となります。

Step-2 鍛造

プラチナの鍛造工程
プラチナの鍛造工程

鍛造の字の通り何度も何度も叩いて鍛えます。材料内の気泡を押し出し密度の濃い合金を作ります。鍛造の良し悪しを分けてしまう第2歩目の工程です。

Step-3 圧延

ローラーによる圧延工程
ローラーによる圧延工程

ここでの鍛造工程である圧延も大事な作業の一つです。一歩間違えてヒビなどが入ってしまったりしたらまた一からやり直しとなります。慎重に丁寧に必要なサイズまで圧延を繰り返します。均一性を保持しながら素材の組織を締めます。

Step-4

指輪を金鎚で締めていきます
指輪を金鎚で締めていきます

真金という工具で真円を出しながら指輪全体を更に引き締めていきます。均一に叩いて長年培った感覚で締めていくのがコツです。

Step-5

指輪の横からも叩いて締めます
指輪の横からも叩いて締めます

更に指輪の側面からも丁寧に念入りに叩いて締めていきます。こうして鍛造技術で締められた貴金属は、強度性だけではなく見た目の感じも硬質感が醸し出されます。

鍛造技法で製作した結婚指輪 作品例

これからもよろしくね!何年経っても気持ちは一緒。。

ご結婚10周年を迎え、新たな気持ちで再出発をする為に結婚指輪を新しく作り替える事になりました。今まで使っていた大切なジュエリーを溶かして2人だけの特別な指輪にする為に、究極の鍛造法でお仕立てしました。溶かしている様子と出来上がりまでの工程の動画をご納品時にプレゼント!
お二人だけの唯一無二の指輪が完成しました。

溶かす前の指輪3本溶かして作られた結婚指輪。和彫りとダイヤモンドセッティングが施され気品高い仕上がりに。
写真:お客様と記念撮影。溶かして作る結婚指輪のご納品の様子

やっと見つけた!!ここでオーダーする為に遥々やって来ました

お一人の男性が突然ご遠方からご来店くださいました。どうしてもお持ち込み指輪を溶かして結婚指輪を作りたい!!そんなお店がなかなか見つからず、やっとの思いでのご来店でした。ご親族様から受け継がれたエッセンスをお二人の指輪に受け継ぐ事で、新しい愛という形が完成します。お持ち込みの1本の24金指輪に純銀と純銅を含有させて18金の結婚指輪にお仕立てしました!これからもずっとお幸せに!

お持込の御親族様が使用されていたK24の指輪と、それをK18にする為の割り金である銅とシルバー1000。お持込のK24 の指輪を溶かして2本のK18製結婚指輪が完成しました。1ポイントでダイヤモンドをセッティング。
写真:遥々ご遠方からご来店。溶かして作る結婚指輪のご納品の様子