紳士な男性からのオーダーメイドジュエリー…
ルビーの指輪・オーダーその後 最終編|ジュエリーTAKA
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- (最終更新日: )
- 投稿者:国家検定1級技能士 深沢友貴

製作期間約2ヶ月以上のプレミアムジュエリーが完成
オーナー兼クラフトマンのTAKAです。
はい!長らくお待たせ致しました!!
ようやく完成が見えて参りました。
ご覧の様にメインストーンであるルビー2カラットをセッティングする段階に入りました。
3編に分けてお送りしております。
前回の記事はこちら⇒ルビーの指輪・オーダーメイドその後
前々回の記事はこちら⇒7月の誕生石『ルビー』指輪のオーダーメイド 男性からのご依頼

メレーダイヤモンドのセッティングもバッチリです♪
写真はルビーをセッティングしている図です。
事前に枠と宝石の間に微かな隙間もでない様、鬼調整してありますので
完璧です。
ルビーなどの貴石は形がダイヤモンドの様に規則的ではないので、鬼調整しないと必ず隙間ができます。
もしお店などでルビーやサファイヤのジュエリーを見かけたら、手に取ってよーく見てみてください。
隙間があったら手を抜いている証拠です。
ウチでやってるのはオーダーメイドジュエリーなのですから、隙間など言語道断です。

後世へ継承されるべく愛あるジュエリーへの熱い思い
片側のアームだけ4ピースほどカラーダイヤモンドが留まっているのがお分かりですか?
これには深い意味があります。
それは『家族愛』がこの作品に詰め込まれているのです♪
メインストーンの真っ赤なルビーは奥様、横に位置するダイヤモンドは御依頼主であるご主人様、奥様を支えます。
そしてカラーダイヤ4つは上からご長男様のブルーダイヤ、長女様のピンクダイヤ、二男様のブルーダイヤ、次女様のイエローダイヤ。
お子様達は皆さん立派に成人を迎えられ、人間として色味が付いてきた頃でしょうか☆
晴れて還暦を迎えられる奥様への感謝の気持ちと、家族の健康、未来への約束の証をこの一つの指輪に凝縮された瞬間です。
これらは御依頼主様からの熱いご要望でありました。
前回の記事でもお伝えしましたが、作品製作終盤に感極まって涙が。。。
本当のオーダーメイドジュエリーってこういう事なんだよな~
と長年やってきている私にとっても、改めて気付きを得た瞬間でありました♪

改めてよ~くディテールを見ていきましょう!
ご家族が一つの指輪にまとまった瞬間であります♪
メレーダイヤモンドが留まっているサイドのアームとのクリアランスに意識を置きましたので、我ながら美しい!!(笑)
あとよく聞かれるのですが。。
『写真はプロの方に撮ってもらってるのですか?』
と聞かれますが、とんでもないです。全て私TAKAが撮っております。
けっして上手くはないと思いますが。。
だけど自分が作った作品は自分の子供の様なものでもあるので、臨場感は最大に表現出来ていると思います(^^)

リング内側には奥様へのメッセージが☆
『愛と感謝の気持ちをもって』
長年連れ添った奥様へのこの上ない最大のメッセージです。

デザイン画と完成した指輪を並べての図。
数か月前には何もないところから、今この瞬間ご家族が形になって現れました。

納品時にこの度のお祝いの印に『赤ワイン』をプレゼントさせて頂きました!♪
私達も大好きなブルゴーニュです。
奥様が大好きな赤色と、旦那様がワインをお好きでいらっしゃるという事で
御依頼主様ご家族のカラー×作り手のカラー=赤ワインという事になりました。
大変喜ばれました!!♪
我々にとってのオーダーメイドジュエリーが完璧にコンプリートされた瞬間です!
御依頼主にとっても我々にとっても、幸せの最大公約数の瞬間でした(^^♪
誠にありがとうございました!!

感動の瞬間は倫理的であり道徳的なものから生まれる
最後にちょっと話が逸れますが。。
倫理的=相手にとって良くない事をしない事
道徳的=相手にとって良い事をする事
ちょっと前にあるアカデミーで勉強させて頂いた内容です。
何をお伝えしたいかというと。。
オーダージュエリーというモノはこの記事の内容そのままの様に
『最大限をもって感動や未来をお届けするモノ☆』
であると当店では考えております。
究極の倫理感・道徳感の結晶であるといえます。
お客様の御意志をヒアリングさせて頂き、デザイナー&クラフトマンが全面的にサポートさせて頂き、ズレの無い120%のジュエリーをお届けする事。
あるべき事が分かるから、やるべき事が達成される。
これがジュエリーTAKAスタイルなのです(^^)
お読み下さりありがとうございますm(__)m
合わせてこちらもぜひお読み下されば幸いです
⇒オーダーメイドジュエリーの定義