ジュエリー リフォームでダイヤモンドのすり替えって本当にあるの?

ダイヤの指輪リフォーム後です。

ジュエリーデザイナーの乙未です。

ジュエリー リフォームのご依頼で断トツにご依頼率の多いのがダイヤモンドです。

特に昔流行った鬼爪と言われる、セッティングの高いタイプの指輪のご依頼が多いです。

今風なデザインにリフォームしたいのです!!ここまでは普通に打ち合わせしているのですが

『ダイヤモンドをすり替えられるのが心配で。。。』とおっしゃられる方が多くいらっしゃいます。

ダイヤモンドのすり替えって本当にあるのですか?

ここで有名なお話を1つしてみますね!

2007年10月31日の新聞で取り上げられた『ダイヤすり替え:東京高裁も認定 伊勢丹に賠償命令』

お持ち込みダイヤモンド2.2Ctの指輪のリフォームを依頼したところ

キュービックジルコニア(人工石)にすり替えられたとして、女性が慰謝料を求めたと言うお話です。

結果は、『ダイヤモンドは業者の保管中にすり替えられた』との判断でした。

こんな事実があると、お客様側としては本当に不安ですよね??

この事件、ジュエリー 業界ではこの様な推測がされています!

あくまでも推測ですが、お預かりした時点でキュービックジルコニアだった。

にも関わらず、お客様に配慮してその事実を伝えなかった。

恐らく2.2Ctもあるダイヤモンドがキュービックならば、その場ですぐに分かるはず、、、

いえ、すぐに分かります。

(↑上記は、推測ですよ!)

ですが、帰ってきたダイヤモンドのキズに疑問を持って伊勢丹に連絡したところ

ダイヤモンドではなかった!と知らされたそうです。

???、、対応する側にかなりの問題がある様ですね!

お客様がダイヤモンドだと信じ込んでいたかもしれませんが、これは疑われても致し方ありません。。

弊社でもお客様からは、すり替えを心配する声を沢山お聞きするのですが、

そんなリスクを犯してまでもすり替えるメリットは全くない!考えられない!のが本音です。

そんな事が発覚したらお店の存続が危ぶまれますし、信頼関係が保てるはずがありません。

でも、結果的にその様な判断が下された事は事実ではありますが、

繰り返します、ダイヤモンドをすり替えるメリットってどこにもないのです。

お客様にお伝えしている事!

まずはお持ち込みダイヤモンドの正確な情報をお伝えします。

弊社でもキュービックジルコニアだと発覚した事もございます。

もしくは、メレーダイヤモンドと見せかけてホワイトサファイヤを使っている事もあり、

TVショッピングや通販などの商品に多く見かけます。

宝石を外した時に、爪の下から欠けや傷が出てきた場合は、直ちにお客様へご連絡をします。

きちんと契約を交わした上で進めますので、リフォームにはその様なリスクがある事をご了承頂いております。

ルーペで見える内包物や傷や欠けなどはお預かり書に丁寧に記載、鑑定書がある場合はコピーも頂きます。

自信を持ってお伝えしている事!

そして自信を持ってお伝えしているのは、すべての工程が一貫して見えている、と言う事です。

お持ち込みのダイヤモンドを誰が加工してどこにあるのか?

店内での制作はもちろん、弊社の提携パートナーは全員が国家検定1級技能士の日本人のみです。

Made by japanese である事、必要であれば店内からダイヤモンドを外に出す事はありません。。

1級技能士としての誇りがある以上、お客様の全責任を担うだけの自信があるからなのです。

そして更なる自信として、ジュエリー TAKAは工房を併設したアトリエ型のショップだからです。

通常のジュエリー ショップはリフォーム窓口の様な事が多く、工房を併設している様なショップは全国的にもかなり少ないです。

当然、制作は店内で出来ませんので外注に出す、といった流れになります。

そこから先が見えるか?見えないか?が、かなり問題になってくるのだと思います。

現在は伊勢丹事件の様にすり替えられた事故はあまり聞いた事もありませんが、どんなに亭主がしっかりとしていても

制作から先が見えないと責任が持てないと言う事になってしまいますよね。。

(メリットはないので、そんな事はないと思いますが。。)

ジュエリー リフォームはそれほど預かる側にも責任があると言う事なのです。

ですので、既製枠を大量に扱う様なショップや、ネット上のやり取りで完全に顔が見えない様な業者とは

例えすり替えていない場合でも、間違えてしまうケースも考えられます。

まさに安かろう悪かろう。。。

弊社でも、全く同じ時期に同じ大きさのダイヤモンドが持ち込まれた事がございますが、

ダイヤの特徴が多少違ってはいましたが、かなり厳重に保管させて頂きました。。

それでは、実際のダイヤモンドリフォーム例を見てみましょう!

継承婚約指輪のご紹介です

お持ち込みダイヤ指輪です。

Before

お持ち込みダイヤモンドリングです。お母様から引き継がれた指輪を、婚約者の為にお仕立て直しいたします!継承婚約指輪のご依頼です!

After

大きな爪に高さのあるセッティングが見事に繊細な仕上がりとなりました!緩やかなカーブとシノギのあるラインがシンプルながら高級感あるオーラを出していますね!

婚約指輪をリフォームしました!

お持ち込みジュエリーです!

Before

お持ち込みのご婚約指輪です。全く活躍する機会がなくなってしまったので、今流行りのペンダントにリフォームする事になりました。

ペンダントにリフォームしました!

After

新しくメレーダイヤを追加して、中心のダイヤモンドを取り巻く様にセッティング!!チェーンは直接直付けする事で流行りのスタイルに仕上がりました!

マーキスダイヤモンドでピアスをお仕立てしました。

お持ち込みジュエリーです。

Before

お持ち込みのファッションリングには葉っぱ型のダイヤモンドが使用されています!既製の枠では対応できないダイヤなのですべてオリジナルでご提案いたします!

ピアスが完成しました!

After

ダイヤモンドを縦に繋げて、シンプルなピアスをお仕立て直し致しました!市販品には無いオリジナルピアスの完成です!!

リフォーム例のダイヤモンドは全てジュエリー TAKAの責任下において、厳重に管理されながら制作を致しております。

分業で流れ作業の様に色々な職人が手がけるのではなく、一貫した作業工程の中お客様の大切なルースをお守りしております。

ジュエリーTAKAがオーダーメイドジュエリーで選ばれる7つの理由


1、お客様とデザイナーとクラフトマンが三位一体でモノ作りをする。

2、デザインから製作まで一貫した製作方法でお仕立てする。

3、すべて手作りで既製の枠を使わないオーダーメイドである。

4、製作行程を惜しみなくお見せする。

5、お客様のストーリーを形にする。

6、豊富な経験値で強度や耐久性など後世まで引継がれるモノ創りに徹底している。

7、お値段以上の精度やクォリティーで満足度が120%以上である。


ポータルサイトで当店をご紹介頂いております↓↓↓

『東京のジュエリーリフォーム店10選。でもどう選べばいいの??』

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ジュエリーリフォームの際デメリットに豹変してしまう例

お読み下さり誠にありがとうございますm(__)m

ジュエリーリフォームにも色々!

ジュエリーリフォームの事はジュエリーTAKAにご用命下さい。