超リアルなミニチュアジュエリーのご依頼 …
超絶リアルなミニチュアのオーダージュエリー|沖縄三線の巻
- Blog オーダー オーダージュエリー
- (最終更新日: )
- 投稿者:国家検定1級技能士 深沢友貴
沖縄三線のオーダーブローチ
昨年末に投稿しました『リアルミニチュアシリーズ』の続編でございます。
前回は『フルートのミニチュアジュエリー』のご紹介でした。
*前回の投稿はこちら
今回はというと。。。三線(三味線)です!
フルートが出来るんだったらあれも出来るんじゃないのか?的な感じで
ご依頼頂きました。
ますますハードルが高くなっているような。。。
という事で、例のごとく一流エンジニアの方とのコラボレーションです♪
例のごとく3D CADでデザインを起こしていく感じですかね。
三味線ではなく何故三線?
どうやら13世紀~14世紀の頃に沖縄(琉球)に大陸から渡ってきた様でして、
後に薩摩や江戸幕府との交流の元本土に伝わり、三味線へと変形していったと云われます。
引用元:http://www7a.biglobe.ne.jp/~kunkun/sansin.htm
裏もご覧下さい。
まさに三線の3D CADによる三線の為の3D CADとはこの事!!
よく分からなくなってしまいましたが(笑)
CAD画像から貴金属に変身
三線の事を少し勉強しました。
弦の張りを調整する?糸巻?の部分を『範(のり)』
お辞儀している三線の先っちょの事を『天(てん)』
と呼ぶそうです。
難しくなさそうで実に難しい!(笑)
一流CADエンジニアにお任せするとご覧の様に超リアルに仕上がります。
超絶リアルなブローチ
いかがでしょう?
超絶リアルだと思いませんか?
表側の模様が入っている部分は『胴(どう)』と言い
琉球語では『チーガー』と呼ぶそうです。
本物に拘る三線は蛇皮を使うそうです。
裏面もご覧の通り超絶リアルでございます。
ブローチ金具もお約束のテッポウ金具でばっちりでございます。
上質クヲリティーであることをご確認いただけると思います。
サイドのこの部分は『手掛(てがけ)』といい
琉球語ではティーガーと呼ぶそうです。
デザインは伝統的な『琉球王家の紋章』を使います。
カッコいいですよね!
アナログ+デジタルの良さここにあり
全てにおいてリアルを追求した結果、弦までもが超絶リアル!!
CAD以外すべて手による作業なのです。
CADとアナログのコラボレーション。
アナログを知っているからこそのCADとでもいいましょうか♪
逆だと絶対こうはいきません!
名付けて。。超絶リアルシリーズ
特にシリーズ化は考えておりませんでしたが。。。
皆さんこちらの作品を見てどう思われますか?
もし好評を頂けるのなら、今後シリーズ化したいなぁ~なんても考えて
おります。
ぜひブログからではなくこちらのジュエリーTAKAのfacebookページページから
コメント頂けたら大変嬉しいです!!
さてまだまだ超絶リアルが続きます。。
次回は観音様!!です^^
お楽しみに!
お読みくださり誠にありがとうございます。