品質を左右する最終仕上げ。TAKAはここに拘ってます!

工具 

肝心かなめのバフ仕上げ

こちらの円盤の様な?土星の様な?モノは何だと思われますか?

こちらはジュエリーの最終段階である「仕上工程」で使う「フェルト」と言います。

こちらのフェルトは全て私の修行時代から使っているモノなんです!!

黒くなっている部分には 研磨剤とプラチナ、金、シルバーなどが27年分染み込んでいるのです(笑)

ジュエリーを磨き使い込んで、手前の小さいものは半分くらいの大きさになってしまいました。

なぜこの様な道具の紹介をしたいのかというと。。

この仕上げの工程を学ばずしてジュエリー製作は不可能である!

と言われるほど大切な工程なんです。

ここでの学びが発展に関わってきます。

バフの道具

最低1万時間の法則

手前の金属の棒状のモノは 「ヘラ棒」といいます。

貴金属の表面を均したり、仕上げで届かない部分を磨いたりする時に使います。

こちらも27年モノ(笑)

フェルトは写真の様にリングなどの側面の「面」をピシッとだす時に使います。

出来上がったジュエリーが締まりがなくグニャグニャしてたら嫌ですよね?

修業時代この作業工程を軽く12000時間 熟しました♪

当時「この工程が一番大事なんだから苦労は買ってでもしなさい。途中で絶対諦めるな!」

今だったらパワハラで訴えられかねない様な事を当時大師匠に言われました(笑)

今思えばこうしてオーダージュエリーを生業としている私にとって宝物だという事が、しみじみと心に響いてきます♪

指輪のフェルト研磨

プロとしての最低条件をクリア

はい、この工程が修業期間としてキッチリやっていることがジュエリー製作のプロとしての最低条件となります。

それは製品になった時のそのジュエリーから発するオーラで分かります、

当店ではこの工程に通常の300%時間をかけます。

「私共が製作したジュエリーにお客様が喜んで頂き、お子さんそしてお孫さんの代まで使って頂きたい!」

という思いで製作しております♪

この道具達は私にとって一生モノです(^^)

まだまだご紹介したい工具がありますが、また追ってご紹介したいと思います。

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