プロになる為の宝石セッティング自己訓練

ストーンセッティング 訓練 

宝石を使った自己訓練

こちらの写真なんだと思われますか?
「宝石」だと思われた方。。。
正解です。
飴玉ではありません(笑)

実はこの宝石達 私がまだ未熟な20代の頃に、一端にもオリジナルジュエリーを作りながら自己投資し、石留の練習用に使った宝石達なのです。
石を指輪などにセッティングする際「どの角度で力を入れ、どの位のパワーバランスで爪を倒すか?
この石のセッティングにはどのような道具が適しているか?」
など実際に石を留めて、割れたり欠けたりの経験値が無ければプロとして務まらないと思ったからです。

ピンクトルマリンのリング 宝石のセッティング

他人がやらないことをやるのがプロ

単純に手に職と言いますが、この様な他が出来ない、あるいはやっていない経験値が後々モノを言います。
「ええ〜!?勿体無い!宝石が可愛そう!」
と 思われる方もいらっしゃると思いますが、今ではこの経験があってこその安定した技術を皆さまに安心してご提供出来る訳なのです。
この経験値のおかげでリフォームなどでお預かりした宝石を破損させてしまう確率も断然減ります。
というかほぼありません。
プロとして体得する事は当然の事ですね。

知識も大切ですが、宝石が持つモース硬度と靭性(粘り強さ)は実際に知る為には
実物を用い実験するしか他はありません。
モース硬度とは(引用元:ウィキペディア)
現にお預かりしたモノで割ってしまった例はお店を12年やっていてたった一度だけです。
それもガラスだったことが後に判明。未熟さゆえに天然石だと判断してしまった事がミスに繋がりました。

その後は分からないものは口答鑑別に出すシステムをとっております。

宝石達

故意に宝石を割ってみる、という経験もプロになる為には必要なのです

今後この宝石達はどうなるの?

ご心配なく!この宝石達は私の財産として保管するつもりです。
オパールやパールなどは時期を見て海に返してあげようかなぁとも考えてます。
あと神社などに『珠埋め』に使うのも良いでしょう。
モノによってはリカット(再カッティング)し新品に仕上げます♪

自然に戻せるモノは戻し、使えるものは使う、それが我々の仕事でもあります(^^)
だって割れた、欠けたからといって元々宝石には違いありませんから。

いかがでしたか?
ジュエリーTAKAがいかに『ジュエリーリフォーム』に関して真剣に取り組んでいるか?
お分かり頂けましたでしょうか?

お読み下さり誠にありがとうございます。
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