あってはならない。。信じられない事が発覚…
初めてのジュエリーリフォームで失敗しないための6つのポイント|専門店が解説
- Blog SDGs ジュエリーリフォーム リフォームによるトラブル例&デメリット
- (最終更新日: )
- 投稿者:国家検定1級技能士 深沢友貴

初めてのジュエリーリフォーム、失敗しないためのポイント
『母から譲られた指輪を今の自分に合うデザインにしたい』
『思い出のネックレスをよみがえらせたい』
そんな願いを叶える手段として、ジュエリーリフォームは近年ますます注目されています。
しかし、リフォームサービスには色々あります。
大切な宝石を割られてしまったり、変な風にされてしまったなど
失敗してしまうリスクがあるのも事実です。
特に初めての方は、『安かったから』 『友人からおすすめされたから』
と安易に依頼してしまい、後悔するケースも少なくありません。
この記事では、東京は世田谷で20年以上にわたりジュエリーリフォームを手がけてきた
オーダー&リフォーム専門店ジュエリーTAKAが、よくある失敗例とその対策を解説します。
よくあるジュエリーリフォームの失敗例と対策
1. 空枠(からわく)を使ったリフォーム
空枠とは既製品の枠のことで、手軽にリフォームできるように見えますが、失敗が多い手法でもあります。
- 石のサイズが合わず、ガタついたり外れたりする
- デザインが画一的でオリジナリティが出ない
- 石の位置がずれて不自然なバランスになる
- 全体的に厚みがなくやけに軽い(ペラペラ)
既製枠では、大切な石の美しさを活かしきれません。
一点物としてデザイン~製作するフルオーダー型のリフォームが失敗を防ぐ近道です。
*写真は某リフォーム店の例。写真はラウンドカットのダイヤを、オーバルカット用の枠に無理やり留めた例。
脇のダイヤも本来なら同一サイズのダイヤを全てセッティングしなければならないが、持ち込んだダイヤがグラデーション
にもかかわらず、無理やりセッティングした例。2石外れてしまってます。

2. 未熟な職人による製作
ジュエリーリフォームは高度な専門技術と知識が必要な作業です。
未熟な技術者に依頼すると、以下のようなトラブルが起こります。
- 石が緩くて外れる
- 溶接が甘く耐久性に欠ける
- 仕上げが雑で高級感がない
- 薄っぺらい
- サイズ直しできない
- 石留を接着材で
一度壊れてしまうと修理も困難です。
国家資格を持つ職人や、長年の実績がある工房を選ぶことが重要です。

3. 「安さ」だけを重視して選んだ
価格だけを見て依頼先を決めてしまうと、思わぬ落とし穴があります。
- 安価な地金や低品質なパーツを使用
- 検品や補強工程が省かれている
- 外注任せで品質管理がされていない
- 安い下請け工房に頼む傾向あり
安かろう悪かろうでは意味がありません。
価格だけでなく、技術力・素材の質・アフターサービスの有無を確認しましょう。

4. 外注製作による品質のばらつき
店頭での打ち合わせは丁寧でも、製作自体は外注業者に委託しているケースもあります。
- デザインの意図が伝わらず、イメージと異なる仕上がり
- 石や地金の紛失・取り違えリスク
- トラブル時の責任の所在が不明確
自社工房で製作を行っている店舗であれば、打ち合わせ内容の伝達ミスも防げ、品質も安定します。
5. デザイン打ち合わせが不十分
「なんとなくこういう感じで…」と曖昧なまま進めてしまうと、完成品を見てがっかりすることも。
- デザイン画や3Dイメージがない
- 途中でデザイン変更ができない
- 完成後に「こんなつもりじゃなかった」と後悔
納得のいく仕上がりにするためには、ビジュアルでの共有や事前の確認体制が整っている店舗を選ぶのがベストです。
*当店ではデザイン決定後、製作に入る前に写真のように3D画像でご確認頂いてから作業を進めております。
このようにする事によって、打ち合わせ通りのジュエリーが完成します。

6. 石の特徴を無視したデザイン選び
宝石には大きさ・厚み・カット・個性があります。
それを無視したデザイン選びでは、以下のような失敗に繋がります。
- デザインが石に合わず不自然
- セッティングが甘く石が外れやすい
- 石の持つ輝きや色味が活かされない
- 貴金属との相性がイマイチ
石に合わせたデザイン提案ができる店舗こそ、本当のリフォーム専門店と言えるでしょう。

ジュエリーTAKAが選ばれる理由
ジュエリーTAKAでは、以下のような体制でリフォームの不安を取り除きます。
- この道30年~の国家資格(一級貴金属装身具製作技能士)を持つクラフトマンが在籍
- 熟練ジュエリーデザイナーによる、店頭でのデザイン相談から店内工房での製作まで一貫対応
- 石や素材の特徴を最大限活かすオーダーメイドデザイン提案
- リフォーム後のアフターケアやサイズ調整も充実
ジュエリーに新しい命を吹き込む、そんなリフォームを心がけています。
まとめ|ジュエリーリフォームで失敗しないために
ジュエリーリフォームで失敗しないためには、以下の6つのポイントに注意しましょう。
- 空枠を避け、オーダーメイドで仕立てる
- 熟練の職人が対応している店舗を選ぶ
- 安さだけに惑わされない
- 自社製作をしているか確認する
- デザインの事前打ち合わせが丁寧か
- 石の個性を理解して提案してくれるか
あなたのジュエリーが、想い出とともに“新しいかたち”として蘇るように。
ジュエリーTAKAは、お一人おひとりに最適なジュエリーリフォームを丁寧にご提案いたします。