オーダージュエリーの為の拘りの工具達|ジュエリーTAKA・東京

ジュエリーTAKA 拘りの工具

代々引き継がれた工具を使って作られるオーダーメイドジュエリー


ジュエリーTAKAではオーダーメイド作品やジュエリーリフォ―ム作品の完成クオリティーに対する思いだけではなく、その作品を製作する道具、素材にも拘っております☆

まずはこちら、貴金属同士をロー付け(くっ付ける)するロー材、フラックスなどは全てドイツのデグサ社製(歯科工具材料を主に扱う会社)で、フリーカドミウムのモノを使用しております。

ヨーロッパのジュエラーや日本のトップレベルの職人はこちらを使用する方が多いです。

ジュエリーTAKA 拘りの工具
ジュエリーTAKA 拘りの工具

割高ですがこうした見えないところに拘るのも、品質を下げない裏ワザでありますし安全です☆

こちらの金床台(貴金属を叩いたり延ばしたりする際使う道具)は桜の木で作られたモノで、私の父が10代の頃から使っていた物になります。

良い雰囲気がでております~

今ではご来客様お待ち席の受付台として活躍中です(笑)

ジュエリーTAKA 拘りの工具
ジュエリーTAKA 拘りの工具

代々受け継がれる工具を使う事の大切さ


その中でも師匠から譲り受けたモノ、師匠の師匠から譲り受けた超拘りの道具を使ってジュエリーを製作しております。

なぜそれが大切な事なのか?


それは当店がきちんと修行を重ね今に至る証拠であるという事と

クラフトマンシップを受け継ぎ、善良に継続させるためにこの様な精神性が必要という事を代々受け継いでいるからです。

私の諸先輩方はそれを貫いてきているので、人間国宝をはじめ現代の名工など歴史に残る人物を輩出しております☆

写真は人間国宝:故)宮入行平を兄に持つ宮入袈裟雄氏から譲り受けた道具達です。

実際に当店のオーダーメイド作品、ジュエリーリフォ―ム作品を製作する際に使っております。

これらの道具が作り出す作品は、どことなく他には出来ない味と雰囲気を持つ作品を創り出します☆

それも古臭い作りではなく質感が今風といいましょうか♪

ジュエリーTAKA 拘りの工具
ジュエリーTAKA 拘りの工具

一番右にある大きい鎚は私が18才の頃から使っているモノです。

私は新しい工具は消耗品以外はほとんど購入しません。

一生物だし、もしかすると受け継ぐ者が現れる可能性もありなので大事に大事に使っていきたいと思います。

ジュエリーTAKA 拘りの工具
ジュエリーTAKA 拘りの工具

それとこちらの刻印などは生産中止のモノ。

今では若干在庫として残っているモノのみの様です。

年々日本製手作り工具も減り、売られているモノのほとんどが中国製、韓国製である中、当店ではヨーロッパ製を中心に日本製の優秀な工具を使用し製作しております。

ジュエリーTAKA 拘りの工具
ジュエリーTAKA 拘りの工具

技術だけではなく多角的に見た道徳観・倫理観が求められる時代


こういう事はお伝えしないと本当に分からない拘りの部分ですよね。

ちょっと話がずれますが。。

近年若い職人が育たないといわれますが、『修行』という文字でさえ死語になりつつ様に思えます。

それは時代の変化と共にインターネットですぐ調べる事もできるし、ユーチューブを見ながら技術を覚える若者も最近は多いようです。

ただそれでは本当に習得する事が100あったとして、おそらく3割にも満たない習得内容である事は間違いありません。

それは、先程も述べた様に先輩後輩の関係から生まれる『道徳的観念』『倫理観』を養えずに大人になってしまうからです。

上下関係など全く関係なく技術と欲望だけが進行する結果になります。

それでは自分の事だけしか考えない不義理な人物が、この業界にゴロゴロ増えていくだけの様な気がします。

実際にいましたし(苦笑)

それは業界にとっても懸念材料であることは間違いありません。

それを防ぐにはどうしたら良いのか?

本当は『石の上にも3年』

で3年間はバカになってやりなさい!!です(笑)

少しでも道徳的、倫理的に活動をし、この様にブログなどで広報をするやり方しか今のところ無さそうです。

当店でも今はあまり公にはしておりませんが、本当に教わる気持ちを持って、道徳的、倫理的にバランスが取れる方であれば喜んで仲間として迎いいれますし、喜んで投資もさせて頂きます!住むところも提供しちゃいます!!

後世を育てる事も大切な事だと今しみじみ感じているところでございました。

ちょっと話がずれましたが。。。

こうした見えないところをお伝えする事で、ジュエリーTAKAの存在事態を知って頂きより多くの皆様にご理解頂けたら嬉しい限りです(^^)

お読み下さりありがとうございますm(__)m

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