ジュエリーと日本の工芸の旅 in 京都

技を極める―ヴァン クリーフ&アーペル  ハイジュエリーと日本の工芸

デザイナーの乙未です。

京都出張のご報告!

今日は東京も暑いですね!?

これでは京都とさほど変わらないです。。

さて、興奮冷めやらぬ京都への旅でございましたが

あっという間の3日間でした。

作品ももちろん、メゾンの素晴らしさを学ばせていただきました。

メゾンの成功はまさに仲間内での貢献です。

重要なコネクションを築くもの、マーケティングに秀でたもの、

創作部門を統括するもの、セールス・経営を担当したもの、

デザインやものつくりだけではなく経営すべてにおいて二つの家族が力を合わせたのですね!!

映像を見ていると、現在のスタッフ達も皆同じ想いで、同じ方向に向かっています。

ヴァンクリで働く事に誇りをもち、技術は違えど同じ理念を共有している。

まさにメゾンの神髄です。

ここが一番現在のモラルとは違うところ、、、かなぁ。と考えます。

一流の日本料理屋さんは、皆同じところに寝泊まりして修行しているという話を聞いた事があります。

そうする事で、価値観や理念を共有するそうです。

そのうち、阿吽の呼吸でお仕事ができるようになるそうです。

今はそんな時代ではない、修行なんて古くさい事である。

そんな風に言う人も沢山いますが、経験した事のある人の強みや価値観にはかなわないのかもしれません。

今の時代、うわべでは何でも出来ます。が、老舗や歴史のあるものにはそれなりの理由があるのだと確信いたしました。

昔の記憶が蘇ってきました!

実は今回の展示会で昔勤めていたころの記憶が一部脳裏に浮かんできました。

それは、この作品です。

技を極める―ヴァン クリーフ&アーペル  ハイジュエリーと日本の工芸
技を極める―ヴァン クリーフ&アーペル
 ハイジュエリーと日本の工芸

ヴァンクリを代表する『バレリーナ・クリップ』

これだけ沢山のバレリーナを実際に見たのは初めてです。

まだ企業デザイナーだった頃に『モチーフジュエリー』のデザインをした事があります。

その年の企画で、いろいろなモチーフを製作したのですが、その中のひとつに「バレリーナ」がありました。

もちろん、ヴァンクリのバレリーナを参考デザインにしておりまして、こんなデザインで!という指示のもと動いておりました。

そのころは、もちろん未熟でしたが、若いながら『わ〜素敵!!』と思いながらデザインをしたものです。

数十年の時を経て、いま目の前のバレリーナを見ながら感じた事は、、、

写真と実物では雲泥の差があり、企業の企画で制作するバレリーナとヴァンクリの想いは桁違いであるという事でした。

それほど実物は素晴らしかったです!

小さなジュエリーの世界で、似たデザインは致し方ないと思う事もあります。

が、独自の価値観もなくただデザインして作るだけの仕事ではない事も訴えなければいけないと思いました。

それが本当のジュエリーの世界ですよね。。

ものが溢れ過ぎてしまってコモディティ化した世の中で

本物を見失ってしまう事が多くあります。

自分の価値観や理念はとっても大事な判断基準だと思います。

今回はそういった事を再確認させていただきました。

「ヴァンクリーフ&アーペル」素晴らし過ぎました。。

言葉に表せないほどの感動がすべてのジュエリーに込められていたと思います。

ジュエリーTAKAはこんなお店です。

ジュエリーTAKAは、3つの貴を表す王冠マークが目印です☆☆☆

ジュエリーTAKAは、お客様とクラフトマンとデザイナーの3人が「三方良し!」でジュエリーをお仕立てするジュエリーショップです。

京王線沿い千歳烏山にございます。

京王線千歳烏山駅徒歩4分

新宿から準特急で11分

京王八王子から30分

府中から12分

調布から4分です!

東京は世田谷でナンバーワンのジュエリーショップ・ジュエリーTAKA

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