地球の裏側から海を渡ってやってきた宝石達…
使っていない古い指輪を今風に!リフォーム例と価格の目安まとめ

「昔もらった指輪があるけど、デザインが古くて使えない…」
「しまったままの指輪を、また身に着けられる形にできたらいいのに」
そんな方に人気なのが、古い指輪のリフォームです。
宝石や地金を活かして、新しいデザインのリングやネックレスなどに作り替えることで、思い出を残しつつ今のライフスタイルに合ったジュエリーとして蘇らせることができます。
この記事では、古い指輪をリフォームする主な方法や平均的な費用の目安、当店での実際のリフォーム事例をわかりやすくまとめました。

古い指輪のリフォーム方法とは?
1. 既製枠を利用する(セミオーダー)
すでにあるデザイン枠に手持ちの宝石をはめ込む方法。
費用を抑えやすく、納期も早めです。
2. 部分カスタマイズ(セミオーダー)
既製枠の一部を変えたり、石を追加したりする方法。
手軽にオリジナル感が出せます。
3. フルオーダーメイド
デザイナーと相談しながらゼロからデザインする方法。
完全に自分好みに仕上がります。
4. 素材ごと丸ごとリフォーム
宝石だけでなく、プラチナやゴールドなどの地金も溶かして再利用。
素材を無駄なく活かせます。
5. 別アイテムへのリメイク
指輪の石や素材を使って、ネックレスやピアスなど別のアイテムに作り替える方法。
気軽に日常使いしやすいのが魅力です。
6. サイズ直しや一部補修
サイズが合わなくなった指輪を調整したり、傷んだ部分だけを直すことも可能です。
*因みに当ジュエリーTAKAでは1の空枠、既成枠でのリフォームは行っておりません。
一般的な古い指輪リフォームの費用目安
リフォーム内容やデザイン性の高さ、製作のクウォリティーによって金額は大きく異なりますが、以下が日本国内の平均的な参考になります。
・既製枠+石留め(セミオーダー):100,000円〜200,000円程度
・フルオーダー:200,000円〜500,000円程度
・指輪からネックレス等へのリメイク:500,00円〜150,000円程度
・サイズ直し:11,000円〜(±3号程度)
・カラーリフォーム(表面加工など):8,000円〜15,000円程度
※地金や宝石の下取り・返却によって、実際の支払いが抑えられる場合もあります。
当店の実際のリフォーム事例
1.立て爪ダイヤの婚約指輪 → シンプルな現代風リングに
費用目安:200,000円〜400,000円(サイズの大きさやボリューム、重さで変動)

2.婚約指輪 → ペンダントトップにリメイク
費用目安:100,000円〜
※指輪のアームを切ってバチカン加工を施すプチリフォームでネックレス化も可能(チェーン代別)

3.祖母の指輪を若い世代向けにデザインからリフォーム(プラチナやダイヤを再利用)
費用目安:300,000円〜500,000円程度

4.幅広デザインの指輪を細身にプチリメイク(デザインの一部を残しつつアームチェンジもしくは削って調整)
費用目安:500,00円〜

5.複数の宝石を1つのジュエリーにまとめる宝石全部乗せリフォーム
費用目安:300,000円〜

*当店の場合デザイン決定後製作期間2か月~4か月(リペアは1か月前後)
一般的な古い指輪のリフォームの流れ
古い指輪をリフォームする際の流れは以下の通りです。
1.リフォーム店に指輪を持ち込み、デザインや用途を相談
2.リフォームの種類(セミオーダー/プチリフォーム/フルオーダーなど)を選ぶ
3.見積もりや納期を確認(2週間〜1か月程度が一般的)
4.加工スタート・仕上がりを受け取り
【注意点】
指輪の素材や石の状態によってはリフォームできない場合があります。
宝石や地金の取り扱いには専門知識が必要なため、資格等を持つ信頼できるお店に依頼を。
下取りや素材追加によって、最終的な費用が変動することもあります。
まとめ|古い指輪をリフォームして新たなジュエリーへ
古い指輪をリフォームすることで、思い出をそのままに、今の自分らしいジュエリーとして蘇らせることができます。
方法はプチリフォーム、シンプルなセミオーダーから、こだわりのフルオーダー、別アイテムへのリメイクまでさまざま。
費用も数万円〜十数万円台まで幅があります。
気になっている方は、まずはお店で相談して、予算や仕上がりの希望に合うリフォーム方法を見つけてみてくださいね。