立て爪の指輪を今風にリフォーム|毎日使いたくなるジュエリーに

お持ち込みダイヤ指輪です。

婚約指輪などで多く見られる

「立て爪デザイン」

高さのある石座と目立つ爪が特徴ですが

・引っかかりやすくて日常使いが難しい
・デザインが古く感じられる(昭和っぽい)
・ケースにしまったまま使えていない


といった理由で、リフォームを検討される方が増えています。

大切な思い出が詰まった立て爪の指輪も、今の自分に合ったシンプルで使いやすいジュエリーに生まれ変わらせることができます。
この記事では、立て爪の指輪のリフォームデザインから費用や注意点をご紹介します。

お持ち込みの1カラットリング
フィアンセ琴さんの御親族様から継承されたお持ち込み1カラットリング

立て爪の指輪、どんな風にリフォームできる?

・高さを抑えたデザインに
引っかかりの少ないダイヤにも優しいセッティングに変更。
特に、ハサミ留めでダイヤを留めたローセッティングは、今どきの上品さと普段使いのしやすさを両立できます。

継承ダイヤの婚約指輪
継承ダイヤのジュエリーリフォーム

・フラットなベゼルセッティング(覆輪留め)
石全体を地金で包むように留めるベゼルセッティングにすると、出っ張りがなくなり、よりモダンな印象に。
服や髪に引っかかる心配も減ります。写真はハンマー仕上げでアーティスティックな仕上がりに。

ダイヤモンドリングのビフォアー&アフター
ダイヤモンドリングのビフォアー&アフター

・細身アームのシンプルリングに
アーム(指輪本体)を細めに作り替え、ダイヤモンドだけが引き立つソリティア風デザインに。
重ね付けもしやすくなります。

継承されたダイヤモンドを婚約指輪へリフォーム

想い出を残しつつ、デザインだけ今風にリフォーム

立て爪の指輪は、「想い出があるから処分したくない」という方も多いもの。
リフォームでは、宝石や素材を活かしたまま、デザインのみを現代風に変更することも可能です。

たとえば。。。

・ダイヤモンドだけを使い、新しい指輪やネックレスに
・使用していた地金(プラチナやゴールド)を再利用もしくは下取
・元の爪の数や形状をモチーフに反映
など、想いを形に残すアレンジもできます。

立て爪の指輪のリフォームの費用

リフォーム費用はデザインや素材により異なりますが、相場は以下の通りです。

・爪を低くするシンプルなプチリフォーム:5〜10万円前後
・ベゼルセッティングなどへの変更:20〜30万円
・オーダーデザイン:20万円〜30万円以上

加工期間は既成枠やプチリフォームで1ヶ月程度。
デザインからのフルオーダーリフォームでは1ヶ月以上~3ヶ月
元の地金を再利用することで、コストを抑えることも可能です。

ジュエリーTAKAのジュエリーリフォーム ビフォアー&アフター

安心してリフォームするためのポイント

・実績のある専門店を選ぶ
リフォーム事例が豊富で、1級職人やデザイナー、宝石鑑定士が在籍している店舗がおすすめです。

・希望を具体的に伝える
「引っかからないように」「日常使いできるように」など、使いたいシーンを伝えると、適切な提案が受けられます。

・写真や参考デザインを持参する
「こんな雰囲気が好き」といったビジュアルイメージがあると、理想と仕上がりのズレも防げます。

まとめ|立て爪指輪を“今”のあなたに合うジュエリーへ

立て爪の指輪は、特別な想い出が詰まっているからこそ、しまったままにせず、自分らしく使い続けたいもの。
リフォームによって、安全性やデザイン性を高めた指輪に生まれ変わらせることができます。

「想い出を活かしつつ、今の自分に似合うリングにしたい」
そんな気持ちを叶える第一歩として、まずは信頼できるリフォーム専門店に相談してみてください。