ちょっと特殊なオーダージュエリー ジュエ…
特別注文のバングル製作・プレミアムオーダージュエリー・パート2
- Blog オーダージュエリー プレミアムオーダーメイドジュエリー
- (最終更新日: )
- 投稿者:国家検定1級技能士 深沢友貴
いよいよK18バングルの製作段階に突入です!!
1回目のフィッティングが完了し、ベースのバングルのチューニングも完了しました。
いよいよパーツ製作の段階に入りました。
パーツは最終的にお名前であるイニシャル3文字、薔薇、蝶々に絞られました☆
綿密な打ち合わせをしているからこそ、無駄がない工程が可能
事前にお好みである薔薇の形をデフォルメ~そしてWAXモデリングで形成していきます。
やわらか~い花びらを表現するのがポイントです。
実際のバラを見ながら二重構造で立体感を表現しました^^
こちらの蝶々も事前の打ち合わせでバッチリ把握させて頂きました。
今でも飛び立ちそうな羽根の角度がポイントです。
こちらも実際に近くの公園に行き蝶々を観察~デフォルメし過ぎないかつ具象系にならぬよう仕立てました。
お客様の個性とイメージを常に思い浮かべながらモデリングしていく事がこの段階では重要です♪
全てのパーツが揃いました☆
さて、いよいよ鋳造工程に入りK18に鋳込みます。
実はこの時点では、バラの中心にダイヤを入れようか、ルビーを入れようかお客様が悩まれておりました。
運良く良質なルビーとの出会い
実は今年6月に香港へ出張へ行ってきました。
そこで本当に綺麗なミャンマー産のルビーと出会いました♪
もしや?バングルにピッタリなのでは?
という事で、仕入れる事にしました!!
帰国後いよいよ2回目のフィッティングです。
鋳造から上がってきたパーツを仮セッティングして、パーツとパーツのクリアランスをお客様と
入念にチェックします。
くっ付き過ぎも離れ過ぎも良くありませんので、程良いところで♪
撮影したこちらの画像は製作の段階で必須なんですね。作り手はこの辺を怠ると必ず失敗します。
そして、バラにセッティングする宝石をダイヤかルビーで悩まれていたお客様
先日仕入れたルビーに一目惚れ♪
ミャンマー産ルビーに決定しました☆
いよいよ本格的な製作に入りました。
写真は下仕上げを完璧にしたパーツを、一つ一つ丁寧にロー付けしていくシーンです。
黒くなるのはガスバーナーによる火で酸化した為です。
綺麗にロー付けされました!!
クリアランス、アングルともにバッチリです☆
酸化被膜を除去後、さらに下仕上げを行います。
ジュエリーTAKAのクウォリティーはこの細部に至るまでの仕上げでほぼ決まるんです。
そしていよいよ宝石のセッティングです☆
何故か終盤にさしかかると、ちょっと寂しくなります
この後蝶々のダイヤモンドセッティング、ルビーのセッティングと続き、最終仕上げとなります。
何故でしょう、毎度のことながらジュエリーが完成にさしかかると寂しい思いが込み上げてきます。
まるで手塩をかけて育てた自分の子を世に送り出すが如く、でしょうか。。。
さて、次回パート3はいよいよ完成の模様をお伝えいたします。
お読み下さり誠にありがとうございます^^
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