ダイヤモンドにおすすめの素材は何ですか?ジュエリーリフォーム編

ダイヤリフォーム アフター

デザイナーの乙未です。

よく聞かれる事があります。

貴金属の事です。

プラチナとホワイトゴールドの違いは何ですか?

プラチナは白金と呼ばれ元素記号はPtです。

ホワイトゴールドは金です。元素記号はAuです。

要するにプラチナと金の違いなのですが、比重が違います。

まったく同じ作品を作ってもプラチナの方が重くなります。(K18WGとPt900の例とします)

そして、ホワイトゴールドはほとんどの商品にロジウムメッキがしてあります。

メッキがはがれると、うっすら黄色い(シャンパン色)貴金属なのです。

そして、勘違いが一番多いのはプラチナは硬いと思われている事です。

金は純金ですと柔らかいのですが、ジュエリー用の合金はプラチナよりも硬いです。

プラチナは柔らかいと言うと誤解を招きますので、、粘りのある貴金属です。

ネチャっと食い込む感じがあります。

金は合金の仕方によって、ピンクゴールド・イエローゴールド・ホワイトゴールドといった

バリエーションがあります。

ホワイトゴールドはパラジウムという白金族が合金として用いられています。

プラチナもパラジウムが主な合金ですが、Pt850以上がJIS規格とされておりますので

金(K18WG)よりも純度も高いという事です。

まったく違う貴金属ですが、見た目はあまり分からないですよね!

ジュエリーTAKAでは宝石や貴金属の特性にあわせて使用素材のおすすめをしております。

今回のお持込みはダイヤモンドです。

ダイヤリフォーム ビフォアー
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昨日のブログでもご紹介しました!

リフォーム途中経過
リフォーム途中経過

ダイヤモンドに見合う素材について!

全部とは言いませんが、ダイヤモンドをお持込みの場合は、素材にプラチナをおすすめしております。

冒頭にも書きましたが、プラチナは粘りのあるネチャ〜っとした素材です。

日常使いで変形のリスクもありますが、ダイヤモンドを留める時にふさわしい素材です。

プラチナの粘りがダイヤモンドを優しくがっちり包み込んでくれて、日常の衝撃からも守ってくれるからです。

とくに小さなメレーサイズではプラチナがおすすめです。

今回のデザインは、ダイヤモンドを包み込むフクリン留めですが、

プラチナがやさしくフィットしております。

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フクリン留めにミル切りという飾りを入れました。

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プラチナの表面も美しいです。

この黒光りはプラチナにしか出ない光沢ですね^^

この高級感もダイヤモンドとの相性がバッチリだと思います。

私の独断かもしれませんが、プラチナのどっしり感が宝石の王様のダイヤモンドにピッタリだと感じますので、お客様にもお勧めしております。

その他、エメラルドなどの割れやすい宝石などにもおすすめです!!

 

ホワイトゴールドは、ヨーロッパのブランドがよく使っていますね。

ヨーロッパではロジウムメッキをしないシャンパンゴールドで人気がある様です。

日本ではメッキがしてある事がほとんどですが、

メッキがはがれてくると黄色い地が出てきますので、お手入れも大変です。

その点、プラチナはそのような事もありません。

ただ、融点も高く、加工が難しいことから、熟練のクラフトマンに手がけてもらう事も忘れてはなりません。

双方それぞれの特徴がありますので、絶対に!という事はございません。

お持込みの石のグレードや硬度など、色々な要素から判断させていただきます!

貴金属のプロが在中しているからこそのおもてなしでございます。

 

ジュエリーTAKAはこんなお店です。

ジュエリーTAKAは、3つの貴を表す王冠マークが目印です☆☆☆

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