先日もご紹介いたしました。 珊瑚のカフス…
翡翠の指輪を自分らしくリフォーム|人気のデザインやリメイク方法

譲り受けた翡翠の指輪。
大切な思い出やストーリーが詰まっているからこそ、「手放す」ではなく「新しく生まれ変わらせたい」と考える方が増えています。
この記事では、翡翠の指輪をリフォームする際の人気デザインや注意点、ペンダントなど他アイテムへのアレンジ方法まで、わかりやすくご紹介します。

翡翠のジュエリーリフォームでできること|今の暮らしに合う形へ
長く使っていない翡翠のリングも、少しの工夫で普段使いしやすいジュエリーへ変えることができます。
たとえば、昔ながらの高さのあるデザインを、フラットで滑らかな印象の枠に変更するだけで、印象はぐっとモダンに。
爪を使わず石をぐるりと囲む「ベゼルセッティング」や、カーブを活かしたアームデザインなど、翡翠の美しさを引き立てつつ、日常使いできる形に仕立て直すことができます。
また、リング全体の地金をプラチナやゴールドに変えたり、手持ちのジュエリーと組み合わせてリフォームするのも人気の方法です。
いま注目のデザイン例|ジュエリーTAKA編
リフォームでは、次のようなデザインが選ばれています。
・馬蹄モチーフのメンズペンダント
→ ブラックメッキ加工で男らしさを。普段のお出かけにオシャレに使いやすいデザインに。

・翡翠を横向きに配置したモダンな枠
→ 宝石のフォルムを活かして、洗練された印象に。K18製

・ブローチへジュエリーリフォーム
→ アーティスティックかつ立体的なデザインで。特別な場でも映えるアートジュエリーにアップデート。K18WG製

・S字デザインをベースに異なる宝石を組み合わせた上級者向けリフォーム
→ ルビーを組み合わせることで、上品かつおしゃれな印象に。Pt900製

・素材を活かしたシンプルペンダント加工
元の形を活かし極々シンプルに。

どれも、翡翠の魅力を損なわずに「シンプルさ」を軸に創造性を加える工夫がされています。
翡翠の指輪から、別のジュエリーへ生まれ変わらせる
「リングの形やデザインが自分には合わない」
「指輪は普段しないから他のアイテムで使いたい」
そんな場合は、翡翠の石を活かしてペンダントやネックレス、ピアス、イヤーカフ、ブローチなどにリメイクすることも可能です。
ペンダントトップにする場合、元枠の石座をそのまま使ってアーム部分を取り外し、チェーンを通す金具(バチカン)を付けるプチリフォームも人気です。
心機一転されたい方は、一から新しい枠を作って、完全オリジナルのデザインに仕上げることもできます。
ヒスイの場合規格サイズでの加工、販売があまり行われていないため、『アリ型』や『既成枠』のラインナップが少なく、オーダーメイドでの
製作がほぼ占めているのが現状です。
もし当てはまりそうな枠があったらラッキーです。
翡翠はリフォームできるの?気になる注意点
翡翠は比較的強く硬く、靭性に優れている天然石ですが、加工の際に気を付けないと、大きな衝撃で稀に破損してしまう一面もあります。
特に、石を枠から外す作業や、力が加わる加工には注意が必要です。

そのため、リフォームを検討する際は、翡翠の取り扱いに慣れた専門店や経験豊富な1級職人のいる工房を選ぶことが大切です。
また、石の大きさ・カット・傷の有無などによって、できるデザインや加工方法が限られる場合もあります。
まずは実物を持参し、状態をチェックしてもらったうえで、どんなリフォームが可能かを相談してみましょう。
翡翠の指輪のリフォームの費用感と流れ
デザイン変更だけであれば、20万円前後から。
ペンダントなど新しいアイテムに作り替える場合も、20万円~がひとつの目安になります。
(※地金の種類や装飾によって変動あり)
多くのリフォーム工房では、相談・ラフデザイン提案・見積もりは無料。
まずは気軽に希望のイメージやお手持ちのジュエリーを持ち込み、直接相談してみるのがおすすめです。
まとめ|大切な翡翠の指輪を、今のあなたに似合う形へ
翡翠の指輪は、宝石としての価値だけでなく、贈られた想いや思い出も一緒に詰まった特別な存在です。
その想いを大切にしながら、自分のスタイルやライフスタイルに合った形へとリフォームすることで、また新しいジュエリーとして日常に寄り添ってくれます。
「翡翠の指輪、どう活かそうかな…」と迷っている方は、まずはプロが在中する専門店に相談して、理想の形を探してみてくださいね。